2016年4月20日 (水)

ピアノ、弾いてます。

なぜか、ひっそりとブログ再開。しかも気まぐれに戯れに。

ブログはサボれども、仕事もサボれども、ピアノだけは、これまたひっそりと継続中。

現在はなんと!あろうことかバッハのイギリス組曲第4番から、プレリュードをガチャガチャと弾いてます。

ブログをサボってる間に弾いてた曲で印象的だったのは、ショパンのワルツ、op34-2。これには40年前の思い出が淡く重なる。

これについてはまた別の機会に書くかな~。

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2011年12月10日 (土)

ヤマタノオロチ

 

前回出来もしないドイツ語に少し触れたので、今回もまた見栄を張って、ドイツ語を引用してみた。 駄文が少しは格好がつくかどうかeye

 

ドイツ語のスリッパ(Pantoffel)という単語には面白い使い方がある。

●日本語で「尻に敷かれる」ということをドイツ語ではunter dem Pantoffel stehen(スリッパの下に立つ)と言うらしい。
●女性がスリッパの夢を見る(vom Pantoffel traeumen) というのは、従順な男性が現れることの予知夢だそうだ。
●恐妻家のことをPantoffelheld(スリッパの英雄)と言うとも聞く。

 

日本の男性は例外なく奥様の尻に敷かれるものだが、ドイツではスリッパで踏んづけられるのが定番なようだ。ナルホド彼の地では室内でも靴を履いている文化だから、これはやむを得ない。

妻の尻の下にすっかり慣れ安住している我が身だが、一度スリッパで踏んづけられてみたいとも思うboutique 

 

これらの単語や慣用句からわかるように、夫婦間の上下関係(主従関係もしくは隷属関係)はドイツでも日本と同じらしい。 体力的にも精神的にも生物学的にも力の差は歴然としており、ごく自然に上下関係が決定する。 

勿論万人が納得しているように男性がでありでありである。

 

自分の置かれている「下・従・隷」の境遇には何の疑問もないが、常に「何か」に怯え、「何か」の顔色を伺い、「何か」に対して一生涯卑屈に生きていく我が人生の来し方行く末を思うと、万感胸に迫るものがあるfuji

 

須佐之男命(スサノオノミコト)が現れる前の、ヤマタノオロチに怯える村民の気持ちを自然に理解することがができたのは結婚後だ。 オイラはピアニストより民俗学者に向いているのかもしれない。 

須佐之男命はまだ来ない。

 

一般に女性は、結婚後例外なくその隠された能力を速やかに開花させる。 脱皮すると言うべきか進化すると言うべきか、とても同種同族の人類とは呼べない程の能力の差だ。

 

確かに妻の論理的な説得力(口数)は言うに及ばず、判断力(⇒)、計算力(⇒)、行動力(⇒)、経済力(⇒すべて「購買力」に言い換え可能)、そのどれ一つをとってもオイラの太刀打ちできるところではない。いわんや腕力体力知力気力迫力に至っては遠く足元にも及ばない。所謂「位負け」というヤツだdown

 

そして善良にして脆弱矮小な村民はヤマタノオロチには絶対に逆らわない。 須佐之男命は神話の世界にしか現れないことを知っているからだ。 命が惜しければ、大人しく従順でいたほうが賢明だ。

 

ピアノとヤマタノオロチとは関係がない。洗濯とヤマタノオロチの関係も判然としない。分かっているのは今日も須佐之男命は来ないといういことだ。

 

最後に、日本語の「山の神」はドイツ語で何というのか調べてみたらHausdrachenと言うらしい。Drachenとは龍のこと。この龍に頭が八つあったかどうか、覚えていない。

 

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2011年11月11日 (金)

つぶやき・家族コンサート

 

 

先日「家族コンサート」と称して、レッスン前日の夜、夕食後に家族の前で課題曲を披露した。
 

会社から帰って食事をした直後に長女A子から「ささ!オトーさん、コンサート開くよ。早くピアノの前に座って!」と急かされたのである。 

「ち、ちょっと待ってくれ!前日は帰宅が遅かったので、丸二日振りのピアノだ。少し指馴らしの時間をくれ~!」と哀訴と愁訴と恨訴を繰り返したのが聞き入れてもらえず、やむなくソースのついた指をちゅっぱちゅっぱと舐めながら被告人席、じゃなくピアノの前に座った。


課題曲は3曲。 

 

最初のチェルニー(70番)はアルペジオの上りと下り。

予想通りボロボロsad そらみろ! 指馴らしもなく、いきなり弾いても指がこんなに広範囲に動くわーけがないpunch

 

2番目はシューマンの「幻想的な舞曲」。Phantasietanz_2


こっちも実はボロボロだったのだけども、比較的速い曲でペダルの効果(ごまかし)もあり、ウチのレベルの高い聴衆にはオイラの「ボロ」さ加減に気が付かなかったようだ。

 

3曲目はクレメンティのソナチネ(op36-5)。

 

これが見事に予想以上のボロボロで、ミスタッチの連続に焦りまくり、暗譜していたつもりが、展開部に入ったところでとうとう頭の中が真っ白になり、どうしても先に進めない。結局その場で中断、挫折、敗退、退場の憂き目に・・・。


辺りは水を打ったようにシーンと静まり返り、そしてお互いにこの時間が息苦しい・・・shadow

演奏者と聴衆の精神の交流と葛藤に額から汗が滴り落ちる。

 


「そ、それじゃー私は食事の後片付けが・・・sweat01」とか言いながらオクサマがまず退場。

「アルペジオは、み、水が流れるようだったね~sweat01」とA子とB子が顔をヒクつかせ不自然な会話を交わしながら退場。

 

そこで反省してろと言わんばかりにドアもぴったりと閉ざされ、後に残されたオイラは放心状態で鍵盤を見つめるばかり。

 

趣味で弾いてるピアノなのに、なんでこんなに辛い目に遭わなければならない? ほんの5分前の家族の団欒はどこへ行ってしまったのかsweat02 

更に言わせてもらえば、今夜のこの失態を見事に雪ぎ、家長としての名誉と威厳と尊敬を取り戻せる日が果たしてくるのだろうか?



後で伝え聞いたところによると、当夜真っ先に退場したのは柴犬のクリだったらしいdog オイラの焦り苛立つ様子を敏感に感じ取り、さっさと安全地帯に避難したそうだ。


おいコラ!クリ!せめてお前位最後までオイラの味方しろ!と睨んだら、ワン!と吠え返された。


捲土重来はあるのか?風雲急を告げる次回に乞うご期待!!

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2011年10月16日 (日)

もしもピアノが弾けたなら

 

昔そんな歌が流行ったな。

はい、その当時オイラはもう既にヲヂサンでしたが、この歌を聴きながら、「本当にピアノが弾けたらなぁ・・・」と思ったものでした。

「もしもピアノが弾けたなら・・・」 これは文法的には仮定法過去、ドイツ語では接続法2式の「非現実話法」を適用させるところです。

 

「イフ・アイ・ワー・ア・バード」 というやつだな?

その通りです。「もしもピアノが弾けたなら・・・」の部分が非現実の仮定(=即ち現実はピアノが弾けない)で、その後に「そうだったらいいのになぁ」という想いを訴えます。あるいは「もしも妻から命じられた洗濯物たたみと風呂の掃除を拒否できらたいいのになぁ(⇒できっこない!)」という叶えられない願望を嘆息するのです。

 

「叶えられない願望を嘆息」・・・まさに哀れなヲヂサンの毎日そのものだな。

この非現実話法というのは、英語でもドイツ語でもそして日本語でも過去形を元にしているというところに注目です。

・If I could  play the piano

・Wenn ich das Klavier spielen koennte

・もしもピアノが弾け  なら

 

現在の事柄を過去に託して言うところに、非現実なニュアンスが醸し出されています。

 

 

歳を取るとやたら過去を振り返り、懐かしむと言うな。

・・・がしかし、ご安心ください!今や仮定法過去は過去のものとなり、非現実話法は現実のものとなりましたscissors

「もしもピアノが弾けたなら・・・」 

ワハハ!それはもはや過ぎ去った遠い過去のことです。今やヲヂサン・ピアニストとして都内の某ピアノ教室でその名を知られる存在になりましたgood

 

都内某ピアノ教室限定かい?

はい、ヲヂサン・ピアノの技法は「神の手」ならぬ「ドラえもんの手rock」として広く美人ピアノ教師並びに幼稚園児童たちを旋律させているようです。

 

受け狙いか? 「ねー、ちぇんちぇー。あのヲヂサン、性懲りもなくまたレッスンに来ちゃったー。蹴り入れて追い返ちてー」という戦慄だな?!

 

もしもピアノが弾けたなら

思いのすべてを歌にして

きみに伝えることだろう

雨が降る日は雨のように

風吹く夜には風のように

晴れた朝には晴れやかに

だけど僕にはピアノがない

きみに聴かせる腕もない

心はいつでも半開き

伝える言葉が残される

アアアーアア 残される

 

もしもピアノが弾けたなら

小さな灯りを一つつけ

きみに聴かせることだろう

人を愛したよろこびや

心が通わぬ悲しみや

おさえきれない情熱や

だけど僕にはピアノがない

きみと夢見ることもない

心はいつでも空まわり

聴かせる夢さえ遠ざかる

アアアーアア 遠ざかる

(作詞:阿久悠 作曲:坂田晃一)

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2011年6月20日 (月)

つぶやき・買い換え

人生、やり直しがきかない代わりに、幾つかのものについてはリセットさせ、やり直しさせるべく、節目節目に「買い換え」という作業を行ってきた。

たとえば・・・


●犬dog
初代クリ:ワイヤーへヤードフォックステリア
2代目クリ:シェットランドシープドッグ
3代目クリ:黒柴

我が家では犬は代々「クリ」と命名される決まりである。洋⇒洋⇒和と来ているが、現在の「和」が一番カワユイ。一番おバカで愛想のないのも今のこの「和」であるが、おバカであるが故にカワユサもひとしおであるheart04

実は2代目クリも柴犬と決めていたのだが、犬屋でシェルティーが擦り寄ってきて、その余りのカワユサに情がほだされ、我が家の一員として迎えることになったのだ。そこの犬屋ではシェルティーは柴犬の倍位の値付けであり、今から思うと、この2代目クリは犬屋の主人から「それ!カモが来たぞ。練習通り上手く媚を売ってこい!」というミッションを与えられていたのではないかと疑問を持っている。



●バイクbicycle
初代 :カワサキZ(形式不明の400CC)
2代目:ヤマハXS250(大阪で購入)
3代目:ヤマハXS750スペシャル(大阪で購入後、留学前に譲渡)
4代目:ヤマハV-MAX(帰国直後に購入)
5代目:ヤマハV-MAX(ドイツで購入⇒その後日本に持ち込み)
6代目:ヤマハV-MAX(原付と衝突するまで乗り⇒)
7代目:ヤマハV-MAX(⇒相手の保険で購入)

大学時代にパイクの免許を取り、ドイツ留学の1年間の空白期間を除き、常に我が傍らにはバイクがあった。留学後暫くして再度5年ほど渡独したのだが、その時も入国早々にバイクを購入した。バイクと接してきた我が半生がここに投影されているではないか。

ヤマハのV-MAXというバイクに惚れ込み、同じ機種に何度も乗り換えているという事実から、浮気しない実直堅実篤実な性格が明らかである。結婚相手としてはまさに理想の男性と断言できる。

⇒いや、一説には「ことほどさように浮気っぽい」とも解釈できるのだがcoldsweats01



●電子ピアノnote
初代:カシオ
2代目:ローランド
3代目:ヤマハ

このたびめでたく電子ピアノを買い換えたbellshine 

「買い換えのサイクルが早いじゃないか!」という非難や「腕に応分のものにしたらどうか?」という疑問、更には「家のローンは大丈夫か?」というご心配まで多数のご意見を頂戴したが、「よくやった!」と賞賛し、快哉を叫ぶものは皆無であった。

これまで電子ピアノは、その主役としての威容も誇らしく、堂々と洋間に安置されており、オイラも家族の尊敬を集めつつ、温かい眼差しに守られ、励まされながらピアノ道に精進邁進猛進していたのだが、今回の買い換えを機に、狭い和室(=我が家では「納戸」と呼ばれている)に追いやられることになった。「オトーさんが納戸に引き込もりで可哀想」と子供たちが同情してくれる一方で、「ね、オカーさん、このアイス美味しいねheart04」という家族団欒の楽しげな会話が扉の向こうから聞こえてくるに至っては、隣の洋間が気になって練習に集中できないsweat02

写真は買い換え前(写真上:ローランド)と買い換え後(写真下:ヤマハ)である。弾けもしないくせに見栄を張ってバッハのイギリス組曲の中から、一番オタマジャクシの密集度が高いページを開いてある。壁のクリと、ピアノ上の栗と椅子の中のクリがチェックポイント。

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ライフステージの推移に合わせ、順調に買い換えが進む一方で、「買い換え」という選択肢に猛烈な魅力を感じつつも「諸般の事情」に加え、節減/節約/省エネ/環境保護/安全管理/危険物取扱注意/空襲警報発令/非常事態宣言という社会的使命遂行並びに社会的秩序維持のために買い控えたものもある。


●ニョーボban
初代(新品)
初代(軽中古)
初代(中中古)
初代(重中古)
初代(故障中)

近々廃棄処分にするつもりであったが、先日「ある朝、目が覚めてみたらゴミ捨て場で可燃物用のビニール袋の中で寝ていた、なんてならないようになさいね~heart04heart04」という天の声(=女性の声だった)が聞こえた。


鼻緒が切れ、茶碗が割れ、目の前を黒猫が横切り、カラスがカ~と啼いたので、まだ廃棄する勇気が湧いてこない。

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2011年4月17日 (日)

つぶやき・見学者あり!

先日(といっても、実はもうか~な~り時間が経っているのだが)オイラの演奏を生で、間近に、しかも愛を込めて拝聴したい!という部外者のうら若き女性が出現したheart04 しかも2名も! しかも別々の日に! しかも4回もshine

先に種明かしをするならば、この部外者とはオイラの長女A子と次女のB子である。 A子の顔には「ヒ」という文字が、そしてB子の顔には「マ」という文字がくっきりと浮かび上がっている。

一番最初にレッスン見学に来たのは某大学院生のA子。 大学生はヒマなもんだが、大学院生はヒマの親玉のようなものらしい。

先生の横にちょこなんと座っているA子。 オイラの演奏を一生懸命に聞くのはいいが、縦に首を振りながらリズムを合わせようとしている。

よせ! オイラの視界の隅っこで演奏に合わせて首を振るのはヤメロpaper! 今弾いているのはバッハだ。 バッハを聞くときは首を振ってはならんというバロック音楽の常識を知らないのか。 ああ・・・そんなに首を振られると、オイラの首も上下に振れてくる。 助けてくれ! 敬虔なカンタータがズンタッタみたいな演奏になる。 これじゃーまるで盆踊りだrun



「オトーさんが面白かった」という感想を聞いて、別な日に見学に来たB子。 最初来たときは某高校3年生だったが、結局某大学1年生になるまで合計3回聞きに来た。 受験はどうした? ヒマなヤツだ。

先生の横にちょこなんと座っているB子。 オイラの演奏を一生懸命に聞くのはいいが、一生懸命に聞き過ぎだ。 見つめ過ぎだ。 動かな過ぎだ。

よせ! オイラの視界の隅っこで塑像の如く微動だにせずじっとオイラを注視するのはヤメロpaper! 今日弾いているのもバッハだ。 バッハを聞くときは首は動かしてはならんが、目は適当にキョロキョロさせるべしというバロック音楽の鉄則を知らないのか。 そんなに凝視されると手がこわばり、全身に緊張が走る。 お慈悲を! 簡潔なインベンションがべちょべちょのインションベンになるsweat01

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2010年11月 1日 (月)

手元不如意

 

 

なぜそんなに鍵盤を舐める?ひもじいのか?不衛生だな。

 

おやっ?ピアノを懸命に弾いているのがお分かりになりませんか?何事も一生懸命に取り組み汗する姿は美しく、感動を呼ぶものですよ。

 

 

なんだ、ピアノを弾いていたのか。曲になっていないので、鍵盤を舐めているのかと思った。鍵盤を舐めるような姿勢は見ていて卑屈で哀れを催すぞ。それに汗ばんで湿っけているヲヂサンはどう見ても汚らしい・・・。もそっと堂々と弾いたらどうだ、堂々と。

 

曲を弾くときにどうしても手元を見ないと不安なのです。特に黒鍵は白鍵より短く、幅も狭いので、狙いをつけて弾かないと指がずり落ちてしまいます。

 

 

なんと貧乏なヲヂサンらしい「手元不如意」であることよ。

 

鍵盤がズラーッと並んでいて、次にどの指をどこに乗せればいいのか、すぐには判断出来ないのです。黒鍵も白鍵もどれも同じ顔をしていて、次の「担当者」が誰なのか咄嗟には区別がつきません。鍵盤の方から自己申告してくれても良さそうなものです。

 

 

最近は鍵盤が光って、次に押さえる所がわかるようになっているピアノもあるようだ。つまり鍵盤が「ここですよー」と光って自己申告してくれている訳だ。

 

おお!それはスラバしい!しかし・・・光った鍵盤はやはり瞬時に押さえなければならないのでしょう?一体50を過ぎたヲヂサンにそんな俊敏な芸当が出来ると思いますか?

 それならばいっそのこと、鍵盤の方から指にぶつかってくるような、そんなピアノを開発すればいいのです。こっちは指を開いた手を鍵盤の少し上に静止させているだけ。そうすると次々に鍵盤が自分から指にぶつかって音を鳴らしてくれるという仕組みです。

どうでしょう?スラバしいではありませんか!

 

ひとつヲヂサンにお伺いしたいが、そういう状態で果たして「ピアノを弾いている」と言えるのだろうか?そしてそんなにまでして音を鳴らして、楽しいのか?

 

 

ええ、それはまぁ、きっと・・・楽しくないでしょうねsweat02

 

ふん、何が「スラバしい」だ。 ウスラバカしい!punch

 

 

 

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2010年10月 4日 (月)

男子3日会わざれば・・・?

 

最後の書き込みが3月7日だったから、実に半世紀以上のブランクだな。もう死に絶えたと思い、淡い想い出に浸っていたところだ。


半世紀とは大げさな。7ヶ月です、7ヶ月。オイラの長い人生に比べると7ヶ月なぞあっという間、瞬時のことです。

この7ヶ月間というもののブログから遠ざかって、我心は平穏無事なもの。おかげさまで俗世の垢にまみれることなく我人生の来し方行く末を客観的に見つめておりました。

 

ピアノも客観的に見つめ直し、諦めたと・・・こういう訳だな?

 

ふっふっふ・・・。「男子3日会わざれば刮目して見るべし」というのをご存知あるや?
最近では「ヲヂサンに3日会わざれば、7ヵ月後にコンニチワ!」というのです。

 

なんだ、そりゃ?この7ヶ月で見違えるほど老けたな。髪の毛はごっそり抜け落ち、顔中皺だらけで、これでは殆ど今社会問題化している所在フメイの高齢者扱いだ。「ヲヂサンに7ヶ月間も会わざれば、所在フメイで戸籍抹消」


聞いて気が触れる勿れ、見て身投げする勿れ、知って失禁する勿れ、今オイラはソナチネとインベンションに取り掛かっておるのです。ナルホドこの7ヶ月間、ブログはサボっておりました。仕事もテキトーにしかこなしていませんでした。

・・・がしかし!ピアノと掃除洗濯は欠かしたことがありません。特に後者は「その技、神域に至る」と賞賛されるほどです。前者は「その技、神罰を蒙る」ほどですがsweat02


神罰を恐れることなく、9月からインベンション(バッハ)の1番に取り掛かっております。
このインベンションは、オイラがピアノを弾くに当たって最初に目標とした曲でもありました。

今こうして我右手と左手が、(まがりなりにも)ある程度のスピードでそれぞれのパッセージを弾き分けているのを聴くにつけ、ピアノの楽しさを実感しているところです。


実はこのインベンション、余りにも楽しすぎて、先生から頂いているほかの課題曲は一切無視してます。とんでもない生徒です。次回のレッスンで大目玉を食らうことは間違いありません。

でも・・・ダメです。

今は一切を顧みず、インベンションとの愛に耽溺することにしました。身を持ち崩そうが、妻子と生き別れになろうが、お天道様の下を歩けなくなろうが、今はひたすらインベンションとの「道ならぬ恋」を貫くことにしますheart04

 

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2010年3月 7日 (日)

やり直しの人生

 

人生をやり直したいと思ったことはありませんか?

特にないな。なんだ、ヲヂサンはそう思うのか?



人生の節目節目で常にそう思い続けて早や50年です。
オギャーと生れ落ちた直後に「しまった。10年早まった!」と後悔し、即座に回れ右して産道に戻ったことを鮮明に覚えています。


嘘を言いなさんな。それに「まわれ右」すると逆子にならないか?

 

その後産医師のタバコで燻し出され、仕方なく生まれてきたのです。

 

モグラみたいなヤツだな。

 

 

やり直し、といえば音楽でしょう。

中学生の頃、ピアノが弾きたくて弾きたくて・・・。親に相当ねだったのですが、生憎我が家はビンボーで、とてもピアノなど買ってもらう余裕がなかったのです。そこで仕方なく手近にあったクラシックギターを爪弾いたのが音楽との本格的な関わり合いの始まりでした。

私の母が語るところによると「ヲヂサンは音に敏感な子供でねぇ・・・」とのことでした。


なんと!「ヲヂサン」とは一般名称ではなく戸籍上の名前だったのか!
大変失礼した。

heart04ヲ・ヂ・サ・ンちゃんheart04



声色使うのは気色悪いのでおやめ下さい。ちゃんと本名は別にあります。「ヲヂサン」はオイラのブログ上での愛称です。


愛称?我々は蔑称のつもりでいるのだが・・・。



なるほど確かに小学生の頃は、音楽の教科書に出てきた曲やレコード鑑賞などで聴いた曲は一度聴いただけでそらんじていましたっけ。音にも肌にも敏感な紅顔の美少年でした。

そして今人生の円熟期を迎えたオイラがこうしてピアノを弾いていて常に思うのは、「せめてあと10年ピアノを早く始めておけば・・・」ということです。

 

末期(まつご)の思いというやつか。 

 

しかも、これがもしも10年どころではない、40年以上も前のあの頃、オイラがまだまだこんなブログに手を染める遥か以前の純粋無垢なあの頃にピアノが与えられていたら、とお考えなさいまし。

我人生、全く別の様相を呈したかもしれません。

 

例えばボストン交響楽団の常任首席指揮者としてアメリカに居を構え

・・・る訳がない!

 

ショパンコンクールで見事優勝す

・・・る訳がない!

 

中村紘子とメル友にな

・・・る訳がない!

 

妻に洗濯物を畳めと毎日怒られ

・・・るしかない!



絶妙な合いの手ですねrun

まぁ早くにピアノを始めていたとしても今とそれほど違いはなかったことでしょう。


しかし現実問題として、例えば課題曲の難しい部分を反復練習する、とお考えなさいまし。

ああ悲しい哉、その結果、老いを感じざるを得ないのです。

 

・指が動かない
・たまたま動いても、他の部分で間違える
・1日経つと元に戻る
・洗濯物は常にちゃんと畳める

 

⇒これを医学界では「老人性十指独立急速反復運動学習能力減衰」もしくは簡単に「老衰」と申します。



これを読んでいるアナタ、あっという間ですよ。

ピアノにせよ何にせよ、何かを始めようと思っているのでしたら、思い立ったが吉日、本日ただ今より行動に移さんことを切にお勧めします。人生、やり直しがきかないんですから。


少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず

 

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2010年2月14日 (日)

バレンタインデー

 

今日はバレンタインデーだな。

なんですか、それは? 伴天連(ばてれん)隊デー? 召集でもかかりましたか?

 

  

バレンタインデーを知らないとは珍しい。まぁヲヂサンには縁がないからな。

ははは・・・。冗談ですよ。 ちょっとお茶目してみただけです。勿論存じ上げております。

ただこのオイラを、そんな俗世間的なことと一緒にして貰いたくはありませんpaper

バレンタインデーだなんて・・・。バカらしい!

あー、嫌だ嫌だ!そんなものに一喜一憂するとは情けない、愚かしい、恥ずかしい。日本人の矜持はどこへ行った?ええ?オイラはもういっそのこと、バレンタインデーなんかに浮かれない質実剛健な世界で生きて行きたい位です。ははは・・・。 

 

そうか、チョコレートを貰えなかったんだな。痛ましい・・・。

ふふん、チョコレートがなんです!オイラにはピアノという、極上のチョコレート以上に甘美なものがあるのを知りませんでしたか。

なんで今更チョコレートやクッキーやネクタイや靴下セットや高級万年筆やビールの詰め合わせギフトセット5000円や赤いリボンの付いた裂きイカとするめの特産品やバラの花束に包まれた地酒7種類セット〆て12500円(消費税込)を欲しがるというのです?

 

 

相当欲しがっているように見えるぞ。それに後半はオヤジ臭いものばかりだ。

 

ほら、この響きをお聞きなさいnotes 

オイラがピアノに向かうと、いつもミューズが甘く優しく愛のメロディーを囁いてくれるのですbell これではまるで毎日がバレンタインデーではありませんかheart01

 

 

その不協和音でか?

い、いえsweat02

今日のミューズはちょっとご機嫌斜めでしょうか。

多分今日はオイラがまだ洗濯物を畳んでいないからかもしれません。台所もまだ洗っていないので、そのせいかな? そういえばお風呂の水も換えてませんし、部屋の掃除もまだ済ませていませんでした。

日曜日だから買い物にも行かなければ・・・。最近のミューズはいいものを食べるので、食材にも気を使いますし、食後のデザートにもうるさいです。今日のデザートは生チョコを言い付かっています。

 

やはり今日はバレンタインデーだな。

 

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