ピアノ

2009年7月 7日 (火)

好きな曲との出会い

 

さっきからいやに同じ曲ばかり弾いているな。

 

Bach939

  バッハのプレリュードハ長調(BWV939)です。 

弾いていて凄く楽しいのです。短い曲ですが、何度弾いても飽きません。対位法も2声が重なることなく、対話形式で左右の手に交互に出てきているので、オイラのレベルでもなんとか弾くことが出来ます。

このバッハのような「自分の気に入った曲」との出会いがあると、音楽をやっていて本当に良かったと思います。

 

もっともその反面、大家の作になる曲でもすべてが気に入るというものでもありません。コレっぽっちもピアノが弾けないヲヂサンのくせに不遜なことですが・・・。昔なら不敬罪で特高に逮捕されていたかもしれません。

 

 

不敬罪」に「特高」? ヲヂサン、本当は戦前生まれではないのか?

 

いくらヲヂサンがその曲を気に入っても、先方でヲヂサンを気に入るかどうかはまた別の話だ。音楽の世界でもヲヂサンの一方的な片思いで終わるのではないかと、衷心ながら心配していることを申し添えておく。

 

 

ご親切にありがとうございます。

そうでした、その通りです・・・。
音楽の世界でも一方的な片思いに終わる可能性があります。いや、もう片思いに陥っているかもしれません。どうしましょうsweat02? またあの切なく、寂しく、やるせない失恋の痛手に苛まれるのでしょうか?

 

思えば我人生、失恋の連続ではなかったでしょうか・・・?

 

スポーツの世界などではよく「祝・連続○○回達成!bellshine」などと華々しく言われますが、「祝・連続35回失恋達成!bellshine」とお祝いされてもちっとも嬉しくありません。

考えてみれば、世の女性はオイラに対して余りにも冷淡ではなかったでしょうか?標準的な男性を遥かに凌ぐ7つの特徴を具備するこのオイラに対して!

 

①顔の作りは・・・俗に「人三化七」といいますが、このオイラだってかろうじて化け物界ではなく人間界に籍を置いています。その証拠に人間の言葉だってしゃべれます。

②背もそれほど高くは・・・いつまでも子供用の服が着られ、流行に左右されることなく、擦り切れるまで同じ服が着れて安上がりです。

③髪の毛は・・・頭皮がはっきり見えるほど透過性がよく、ボディーシャンプーでそのまま頭頂まで洗えるので衛生的かつ経済的です。

④スタイルだって・・・「見ているだけで暑苦しい」と言われますが、その分足が極端に短いので安定性に優れています。

⑤収入だって・・・買いたいものも買えず、靴下もパンツも破れたままですが、人から施しを受けるのに一切の躊躇はありません。

⑥性格は大層・・・根暗で気が弱くオドオドしていますが、人のアラを探し、相手の弱みにつけ込むという特技を持っています。

⑦教養だって人智を超越し・・・昔から動物的カンに優れ、学校の先生からよく「お前は猿並みだな」と言われ、それを聞いた猿がえらく怒った程です。 

 

 なんだって一度もモテないんだ? 一体どーゆー訳かちゃんと説明してもらいたい。
関係者(=女性、子供、先生、猿)を一同に集めなさい。申し開きがあるならば聞こうじゃないか、え?!

 

 

まぁまぁ・・・ヲヂサンの辛さもよくわかる。ちょっとそこらで一杯やってくか?んbottle

 

 

 

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2009年7月 1日 (水)

エコロジーなピアニスト

 

毎日の練習が大変そうだな。

はい、特にハノンが厄介です。現在20番までやっているのですが、毎日1番から通して弾いています。これが終わる頃は指がヘロヘロになります。勿論こんなのを一息に通してできるわけがないので、途中で休みを入れたり、あるいは課題曲の練習の合間合間に分けてやるのですが、それでもヲヂサンにはきつい仕打ちです。

今はまだ20番までだからいいものの、これが今後更に増えた時にはどうしたらいいものか、それを考えると今から暗澹(あんたん)たる気持ちになります。やはりどこかできっと手を抜くだろうなぁという予感(確信)があります。

しかしハノン様によると、これを続けているうちに、練習者の指は1本1本がウナギの如くニョロニョロと力強く、千手観音のようにサワサワと独立して動かすことが出来るようになるらしいのです。試しに手を広げて、全部の指がウナギになり、好き勝手に動いていることを想像してみたら、メマイがしてきましたtyphoon

 

50歳を過ぎたヲヂサンが無駄なことをする。

まったくです。更にこの練習に費やすエネルギーは相当なものがありそうです。この一連の作業を行うことにより、目は血走り、脂汗が滲み、鼻汁は垂れ、口からは唸り声が上がり、頭から湯気を立てている。これが全身を使った運動の結果ならばまだ納得出来るのですが、そうではない。ただピアノの前に座っているだけなのです。50歳のヲヂサンがこんな様子でピアノの前に座っているのです。恐らく見る者をして寒からしめるものがあるのではないでしょうか。

一体ハノンさんは練習者をこのような状態に陥れて何が嬉しいのでしょうか? 地球温暖化が叫ばれている今日この頃です。自分ひとりが熱くなり温暖化を促進させてはいけません。ここはひとつこのエネルギーを有効に使うことを考えなければなりません。

 

それは良い心がけというものだな。

たとえば電子ピアノの鍵盤。これは本物のハンマーと同じ負荷がかかるようにしてあるそうです。これはもったいないことですね。電子ピアノでは打鍵すること=電子音を出すスイッチを押す、という意味に過ぎないのですから、せっかくの負荷を利用しない手はありません。たとえば鍵盤に発電装置を取り付け、打鍵を電気エネルギーに変換するというのはどうでしょう?

1打鍵ごと1リットルの水が1cmだけ持ち上がるような電気エネルギーに・・・。

 

1打鍵で水1リットルが1cm?

はい、水力発電ですから・・・。

 

で、その持ち上がった水をどうする?

飲みます。

 

 

飲むのか?

はい、飲みます。

 

 

飲んでどうする?

空になったらまた水を入れます。そしてまた1cmずつ持ち上げます。

水力発電ですから。

 

 

それのどこがエコロジーなんだ?

ピアノの打鍵エネルギーを見事に水の上昇という位置エネルギーに変えました。天晴れなエコロジーというほかはありませんfuji

 

地球環境はどうなった?

カッカきているヲヂサンの発熱を、水を飲むということで抑止することが出来ました。見事なエコロジーです。

 

 

それなら、最初から普通に水を飲めばいいだろうに・・・。

 

 

 

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2009年3月18日 (水)

ピアノのレッスン

 

ヲヂサン、どうした?今日はいつになく熱心に練習しているな。

はい。レッスンが明日だというのに、課題曲が仕上がりません。

 

 

なんだ、今まで課題曲が仕上がったことがあったのか。

いえ、勿論毎回仕上がりには程遠いのですが、今回はいつもの半分も練習していませんので。

  

練習して上達するのは40歳代までで、50歳を過ぎたヲヂサンでは練習するだけ無駄ちゃう?

お!関西の出身ですか?奇遇ですね~。日本も狭いですね。オイラは東京です。

しかし考えてみたらピアノ教師とはつくづく偉いものだなと思います。20歳以上も年の離れたしょぼくれヲヂサンを嫌な顔ひとつせずに叱咤激励鼓舞指導するのですから。そしてそんなオイラも先生をピアノ道の先達として敬い、おっしゃることには素直に謙虚に従い、全身全霊を傾けてその指導を受け入れているのです。

やはり実力がものをいう世界。皺の数や額の広さ、そして腹回りだけではどぎゃんもならんとですたい。

ピアノ教師とは、こんな薄汚いオイラをミューズの神々が微笑む楽園へと誘(いざな)う、美しい道先案内人だがやー。

 

 

ミューズの住まう楽園にいきなり貧乏神が現れたようなものか。

多分独学でピアノを練習していたら、ここまで熱心にはならなかったと思います。「明日はレッスンだ!」と思うと、さあ~それがもうプレッシャーで、いてもたってもいられない。オイラが練習して行かなかったら、あの先生は悲しむだろうな。きっとあの美しい顔を歪めて「あら、今日は練習してこなかっちゃったのね? もう~、いけないヲヂサンね。おしおきよnote」と言ってオイラの脇腹に激しく蹴りを入れてくるに違いありません。

あのスルドい蹴りを恐れて、叶わぬまでも明日に備えて課題曲を必死にさらうオイラなのです。

 

 

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2009年2月 9日 (月)

音を作る

おや?ギターを持ち出したりしてどうした?やっぱりピアノはヲヂサンには無理だと悟ったのか?いい判断だな・・・と言いたいところだが、ギターも中学生から弾いているくせに一向にものになってないじゃないか。この際音の出るのは木魚だけにして、老後に備えてお経でも唱えている方が良くないか?

今回課題曲に「禁じられた遊び」を頂きました。ご存知のようにこの曲はイエペスのギター編曲で有名になったので、ギターの編曲とピアノの編曲とを弾き比べているのです。

 

 

 

どちらがよりヘタクソに弾けるのか比べているのか?俺の判断するところピアノはまだ習い始めたばかりだから猛烈にヘタクソだが、さすがにギターはキャリアが長いだけに見事にヘタクソだな。こういうのを堂に入った「完璧なヘタクソ」と言うのだろう。抜群のヘタさ加減だ。本当にギター弾けるのか?

ピアノ編曲のこの部分が気に食わないので・・・チャカチャカと自分流に直しちゃいます。

 

 

 

ヲイヲイ!また勝手に楽譜を書き変えているのか? せいぜい先生の「千枚通し」には気をつけるんだな。 

今更ながら思うのに、ギターの音色もまた捨てがたい魅力がありませんかnotes

ギターの音色は弾く爪の形状、弾弦の位置や角度などによって全く異なったものになります。当初は爪を伸ばさずに弾いていたのですが、やがて先生について爪を伸ばして弾くことを教えて頂き、「こんなに柔らかく、丸い音が出るのか~shine」と我ながら感動したのを思い出します。

今のピアノの先生はよく「タッチが強い」とか「もっと柔らかい音を出して」と仰ります。オイラはその度に神妙にハイと言ってますが、実は全然理解してないのです。指を寝かせてとか立ててとか言われても・・・押される鍵盤は同じことではないのでしょうか?

鍵盤を押すとハンマーが弦を叩くだけではありませんか?ハンマーに爪があるわけもなく、また鍵盤の押し具合によってハンマーの叩く位置や角度も変わりません。オイラが鍵盤押しても猫が押しても、同じ音が出るのだと思います。いやその理屈なら、猫の方が肉球で押す分だけむしろオイラより音が柔らかいのかもしれませんcat

 

 

 

昔「柔道一直線」という漫画で、足でピアノを弾くヤツがいたが、彼のはさぞや「臭い音」だったことだろう。

バイオリンやトランペットも熟練者の音は単音でも円やかで耳に心地よいが、初心者のそれは耳障りなだけです。こういう楽器は「音を作る」のだと思います。

然るにピアノはどうでしょう。音の強弱や音のつながりなどには上手下手の違いはあっても、単音の音色そのものは熟練者も初心者も同じではないのでしょうか?それとも実は生ピアノには「隠し鍵盤」や「本命鍵盤」などという秘密兵器が付いていて、タッチ(=スイッチ)によって音色を変えているとかsecret?それでしたら、オイラの電子ピアノなど、スイッチひとつでピアノが鉄琴に早変わりです。 

 

 

よくぞ見抜いた!実はその通りで生ピアノには普通の鍵盤の他に「裏鍵盤」が付いていて、音色を自在に変えているのだ。さあ、これで疑問解決!ヲヂサンのピアノは免許皆伝、黒帯の有段者だ。ピアノはこれでおしまいにしてそろそろ木魚でも叩くか。

 

 

 

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2009年1月23日 (金)

練習時間

目が血走って必死の形相だな。汗もかいて・・・。トイレを我慢するのは体に良くないぞ。

トイレを我慢しているのではありませんtoilet 

新年早々仕事に追われてピアノに向かう時間が少ないので、せめて弾けるときは短時間でも必死にやらないと時間が勿体無いのですsweat01

 

 

そら、やっぱりトイレを我慢しているじゃないか。

トイレは我慢していませんtoilet

サラリーマンなので朝から晩まで会社に拘束されていて、練習時間がないのです。

 

 

なんと! 会社でもトイレを我慢しているのか!

ですからトイレは我慢していませんtoilet 

そこまで心配して頂かなくても大丈夫です。そういう訳で当然平日はピアノを弾く時間が限られてきます。

 

 

平日はどの程度トイレに・・・ではなく、ピアノに向かっているのか。

朝は5時45分頃から出勤ギリギリの6時半まで、夜は大体10時頃から11時半前後なので、せいぜいトータルで1日2時間前後です。でも必ず毎日鍵盤には向かっています。ピアノを始めてからサボったことは1日もありません。

 

 

トイレを1日もサボったことがないのは感心だ。 俺なぞ朝起きたらまず新聞を持ってトイレに籠もること延々1時間。昨日はオバマ新大統領の就任演説や新体制の顔ぶれを見ていて、気がついたら昼になっていた程だ。

どうぞそのまま夜までトイレにお籠もり下さいtoilet

そういう訳で、平日はなかなか練習時間が取れないのがサラリーマンピアニストの悩みの種です。それこそトイレに行く時間も惜しい位ですdash

 

 

やっぱりトイレをおろそかにしているではないか! 忠告しておくが、俺の友人で食事の後にトイレを我慢していて、とうとう牛になってしまったヤツがいたぞ。

食事の後ですぐ寝ると牛になる話は聞いたことがありますがtaurus・・・。

 

 

  

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2009年1月 7日 (水)

ノーミスを目指して

 

なんだ、正月だからって「正しい」漢字を沢山並べているようだな。

いいえ、違います。「正」の字です。バッハの「メヌエット·ト長調」を弾いた回数を記録しています。

 

 

「バッハの」ではなく、正しくは「伝バッハ、実はペツォルト作曲」というべきだな。

よくご存知ですね。この曲は昔ギターを習っていたときにも課題曲として散々弾かされた覚えがあります。

今回は年末年始をはさみレッスンが3週間空いてしまうため、先生から沢山課題曲を頂きましたが、そのひとつがこれです。これ以外にはバイエルが75~77番、魔笛のテーマ(モーツァルト)、美しき青きドナウの第1ワルツ(シュトラウス)、ドイツ民謡「かわいいオーガスチン」(C/D/G-dur各調で)、子守唄(シューベルト)、そしてこのメヌエットの4拍子版(ポピュラー版)といったところです。

  

 

一体「正」の字が何個並んでいるのか?

12月31日から数え始めて、大体一日10~12個、つまり一日に50回から60回弾いていることになります。

この曲をノーミスで弾いてやろうと思い、12月31日からレッスン日の1月9日までの10日間、とにかく懸命に弾き込んでみています。やっと最近では何回かノーミスで弾けるようになりましたが、果たして先生の前でも同じように弾けるか、非常に不安です。

 

 

なんでまたノーミスで弾くなどと無謀なことを考える?顔が既にミスタッチだというのに。

顔のことは関係ありません。先生が「うーん、コレはまだヲヂサンにはチョコリビッと難しいかもねnote」と仰ったので、『おうおう、オイラにゃまだ難しいなんて近頃上等なことを聞く。おもしれーじゃねーか。相手にとって不足はねーぜ!punch』とオイラの若い血が燃えたぎったという訳です。

 

 

土地の若いモンのようなことを言う。で、どうだ?相手にとって不足はなかったのか?

一番良く間違えるのは装飾音(モルデント)です。ひとつひとつの音がはっきりと「ころがり」ません。やはり先生のおっしゃる通り技術不足のヲヂサンにとって不足のない相手というか、足どころか手にも余る相手です。

50年間ミスで塗り固められて来た我が人生です。今更「正」の字を一心に書き込んでも、一朝一夕にミスを回復できるはずがなかったと気がつくべきでした。

 

 

書き込むのは「正」ではなくて「不」とか「劣」とか「偽」、あるいはいっそのこと「悪」などの文字の方が良かったのではないか。

 

 

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2008年12月22日 (月)

電子の調べ

ややっ! どこかで呼び出しのチャイムが? 出頭しなくては!

いえいえ、チャイムの音ではありません。我が愛器が奏でる極上の音楽、天使の調べですbell

  

鍵盤をたたいているのに、何故鉄琴の音がする?

それが電子ピアノの「電子」たる由縁です。

電子ピアノの場合、鍵盤を押すということは、構造的にはスイッチを入れているのと同じ意味を持ちます。鍵盤を押すことで、各鍵盤にデジタル録音された音源のスイッチが入り、スピーカーを通じて発音されるのです。

  

 「鍵盤に録音された音源・・・」 なんでわざと不協和音や狂ったリズムの音源で録音してるのか?

ゴ、ゴホゴホ! それはオイラの演奏技術ですsweat01 録音された音源そのものはグランドピアノの音色です(メーカーカタログによる)。

   

ヲヂサンの電子ピアノではどんな音色が出せるのか?

普通のピアノの他には、チェンバロ、パイプオルガン、鉄琴、弦楽器など多彩です。

 

 

最近では人の声(合唱)まで出せる電子ピアノもあるそうだな。

関西弁をしゃべるカーナビもある位です。ウチの電子ピアノだって関西弁で合唱が出来ますよ。

 

 

ほ、本当か!そりゃすごい・・・。

嘘です。

 

 

 

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2008年12月 9日 (火)

自己表現

ピアノを弾くのは結構だが、上体を揺らすのはなんとかならないのか。まるでただの酔っ払いだ。

失礼しました。今弾いている曲につい感情を込めてしまいました。

 

手を動かすだけで精一杯なくせに、「感情を込めて」なぞ片腹痛いことを言う。

只今バイエルの66番をやっています。これは「dolche」の指定がありますから、少しゆっくりめにして、思い切り感情移入を行うと、どうも上体がぐらぐらと揺れて落ち着きません。昨晩のお酒がまだ少々残っているのかもしれません。

左手はフィンガーペダルを効かせ、最初の6度の2小節はベルトーンで、最後から2つめの小節には装飾音(前打音)を加えてみました。ついでにベルマークで買った自転車のペダルをモノトーンの装飾の靴下だけ(全裸)でこぎながら、フィンガー5の歌を歌ってみました。

 

意味不明なことを言う。

音楽は自己表現だという人がいます。喜びや悲しみなどの喜怒哀楽を作曲者の気持ちを汲みながら、更に自分の感性に照らして聞く人に訴えるというのです。「作曲/演奏/鑑賞」という音楽の3要素がそのまま充足されるという訳ですね。

自分の感性が「腹減ったな」とか「あそこの焼き鳥屋は安くて美味かった」などの食い物関係を訴えたいとしてもこれは音楽では控えたほうが良いかもしれません。勿論「拝啓、ご無沙汰しております。皆様お変わりございませんでしょうか?私もおかげさまでなんとかやっております。アメリカに端を発した最近の世界的な経済停滞は···」などもあまり音楽では表現しないほうがよいかもしれません。

 

御託を並べるのはいいが、それでヲヂサンはこの曲にどんな感情を込めているんだい?

····「腹減った」。

 

 

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2008年12月 1日 (月)

ピアノを弾くということ

ヲヂサン、なんだか嬉しそうだな。

実は最近妻から頻繁に「ピアノばかり弾いてないで、さっさと台所の後片付けと洗濯物たたみをやりなさい」と言われるようになりました。それがなんだか嬉しいのです。

 

台所の後片付けや洗濯物たたみは、ヲヂサンの義務としていつもやってるんじゃないのか?

その通りです。それ以外に家の掃除と風呂洗いを加え、俗に「ヲヂサンの四大洗い」とか「ヲヂサン掃除の四天王」と言われています。

 

そうか。で、その四天王がいっきに五百羅漢に増えたとか?

いえいえ、五百羅漢でも六大明神でもありません。嬉しいのは「ピアノばかり弾いて」のくだりです。

昔からオイラはピアノが弾けないことにハゲシク抵抗感と劣等感を持っていました。ピアノが弾けないために挫折と屈辱の人生を歩んできたと言ってもいいほどです。

「男子たるもの女々しくピアノなど弾くべきではない、いや弾けるべきではない。それが日本男子の矜持(きょうじ)ではないのか。」そう考えて自らをごまかし、人目を避けてコソコソと卑屈に生きてきたオイラ。

ところがこんな目に遭っているオイラを尻目に、ピアノが弾ける同級生に限って女子にモテた。隣の席のこの子も、クラス一の可愛子チャンのあの子もみんなピアノが弾ける彼に夢中でした。それを激しく根に持ったオイラは、密かに彼の弁当に犬のウンチを盛り付けてやろうかと思ったくらいです。

 

さすがは堂々たる日本男子の矜持だな。

「ピアノが弾けない」ことを信条とし家訓とし、もって人生の拠り所としてきました。

それが妻に言わせると「ピアノばかり弾いて」です。どうやら妻にはオイラがピアノを弾いているように見えるようです。

朝と夜しか練習時間がとれないオイラですから、電子ピアノはヘッドホン装着で練習することになります。そのため、なまじ音が出ないために「ピアノを弾いて」いるように見えるのでしょうね。

 

このテクニックを駆使すれば今すぐにでもピアノリサイタルを開くことが可能です。多少指の動きが怪しかろうが鍵盤からずり落ちようが、なーに、どうせ音など聞こえないのです。それにオイラのピアノを聞きに来るような連中ですから、まともな人間とも思えませんshadow 音楽を理解できるのか疑問です。音楽と音読の区別もつかないのではないか。ひょっとすると音が出ていないことにすら気がつかないかもしれません。

それでも今どの辺りを弾いているのかわからない聴衆のために時々口笛で合いの手(メロディー)を入れてあげても親切でよいかもしれません。

 

ヲヂサン、あんたはピアノには向かないようだ。今すぐやめた方がいい。

 

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2008年11月15日 (土)

素朴な疑問

ヲヂサンの素朴な疑問とはなんだい?

はい、今日はピアノについての、物理的な質問です。

  

「音楽的」じゃなくて「物理的」とは、いかにも50歳のヲヂサンらしい、巧みな話題そらしだな。

オイラがピアノを習っている先生のお宅にはグランドピアノが鎮座ましましています。

さすがはグランドピアノ。ウチの電子ピアノとは迫力が違います。なんたって大きい・・・というか、鍵盤の「向こう側」の遠いこと遠いこと!

あらためて気がつきましたが、殆どの楽器が持ち運びできるのに、ピアノは普通は持ち運びできないんですね。

でも最近はエコということで、「My箸」や「Myバッグ」などがはやりです。そのうちピアノも地球に優しいということで「Myピアノ」がブームにならないのでしょうか?それにもしもこのまま順調にオイラのピアノの腕前が上がっていったら、やはりいつかは、自分の楽器でレッスンを受けたくなるに違いありません。

もしもピアノのレッスンに、いつも「My·ピアノ」を持っていかなければならないとしたら、と考え、真剣に悩んでしまいました。ピアノのほかにトラックも買う必要があるし、いやいや、起重機も必要だな。おっとその前になによりもまず大型免許を取らないといけないかも・・・。

そうなるとこれからのピアノ教室はピアノの出し入れができなければならないという条件が必須になってきます。音楽大学のピアノ科専攻のお嬢さんも、大型免許を取ったり、クレーンの教習も必須ということになりそうですね。これも地球環境を救うためです。仕方ありません。

  

おいおい、ヲヂサンの疑問点はどこなんだ?

失礼しました。地球規模にまで思いが馳せてしまいました。

先生のお宅は都内某所にある高級マンションの一室です。玄関のドアは、せいぜいたたみ1畳分という普通のドア。グランドピアノを縦にしようが横にしようが、どーやったって家の中に入りっこないのです。荷物運搬用のエレベータはありません。ベランダは池に面しており、車、クレーンなどが入ることはできません。ましてや・・・レッスン室は狭い部屋(先生、ごめん!)で、殆どピアノだけでイッパイイッパイの部屋なのです。壁は防音壁ではありません(先生談)。

まるで密室殺人事件を解き明かす刑事よろしく、一体このグランドピアノはどのようにして家の中に入ることが出来たのでしょうか??

  

昔、「地下鉄の車両はどうやって地下に搬入したのか」ということをネタにした漫才があったが、それと似ているな。

 

 

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2008年10月25日 (土)

ピアノのもうひとつの役割

ところでヲヂサンは家庭持ちなんだな?

はい、世の中うまくしたもので、こんなオイラでも既婚者です。「割れ鍋に閉じ蓋」のたとえをそのまま具現化している夫婦だと、近所でも大評判です。

 

ほう、そりゃ大したもんだ。で、子供もいるのか?

そこはぬかりありません。妻と二人の娘、それにメスの黒柴に囲まれ、家庭では唯一の男性(♂)として、家長の威厳を誇り堂々と君臨しています。

 

ますます驚いた! 奥さんは人間の子供では飽き足らず、柴犬まで産んだのか。 ところでヲヂサンの家長としての「威厳」とか「君臨」とやらを具体的に聞かせてもらおうか。

一家の主人として威厳を保ち、家族に堂々と君臨するのに、ピアノが意外な役割を果たしていることに気がつきました。

一家の主人として威厳をもって堂々と果たすべき責務、例えば台所の洗い物とか家の掃除とか、洗濯物をたたむとか・・・これらが速やかに行われない場合、「妻」と称する実権力者がいつものようにカミナリを落とします。

家にピアノがなかった時はひたすら謝り、自分の怠慢を反省し、とにかく命令されたことをすぐに実行することでなんとか妻の機嫌を取り結び、家長の威厳を保ってきたのですが、最近ではカミナリが落ちそうになったら、すぐにピアノの下に隠れるようにしています。そこでうずくまり、目の前にあるべダルの臭いなどを嗅ぎながら、ひたすらカミナリが収まるのを待ちます。

果報は寝て待て、待てば海路の日和あり、富士山麓オウム鳴くのたとえ通り、峻烈を極めたカミナリもいつしか遠くに去って行きます。ベートーベンの交響曲第6番第4楽章から第5楽章に移るあたりを思い出しながら、恐る恐るピアノの下から這い出します。危険は去りました。

こうして、一家の主人たるオイラの威厳は落雷に遭うこともなく、無事に保たれます。また明日から家長として君臨し、洗濯物たたみに精を出すのです。

 

「威厳」の意味を取り違えていないか?

  

 

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2008年10月11日 (土)

ドミソミド

たまにはピアノの修行について具体的なことでも書いたらどうだ?

ちょうど書こうと思っていたところです。今日は「ドミソミド」についてです。

 

「ドミソミド」・・・なんだ、そりゃ?

今バイエルをやっているのですが、やたら最後が「ドミソミド」で終わる形が多く、ちょっと怒っています。

 

ヲイヲイ、そのくらいで怒るな。人間の小ささを露呈しているぞ。

このドミソミドは、現在7番、45番、46番、49番、50番、55番、57番、62番、65番の前のC-dur練習の二つにその存在が確認されています。弾いていて結構鼻につく・・・ならぬ、耳につくのです。特に左右ユニゾンで出てこられると、もういけません。怒髪天を衝くばかりです。いくら入門者用とはいえ、バイエルさんもこの辺りはもう少し工夫してほしかったものです。

そのため、ここの部分は楽譜を無視して自分で適当にチャカチャカとやってます。

 

「自分で適当にチャカチャカ」で、先生はなんとも言わないのか?

はい、先生に自分の「チャカチャカ」を披露したら、「アララ、そうやっちゃったのねnote」とおっしゃってましたが、特に批判とかお咎めとか罵倒のお言葉はありませんでした。「この指さんがそんな勝手なことをしちゃったのねnote」といって、指の骨を折られたり、爪を剥がされたり、手の甲に千枚通しを突き立てられたりすることもありませんでした。当然出入り禁止とか破門とかの処置にも至りませんでした。オイラの妻とは大違いに優しく寛容な先生です。

 

俺はまだ命が惜しいので、ピアノを習うのはやめておこう。結婚は更にやめておこう・・・

 

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2008年9月30日 (火)

バイエル修行

ピアノ初修行ということだが、今どんなことをやっているのか?

ヲヂサンの年代では「ピアノ=バイエル」という図式が固まっていますので、無論バイエル一筋です。ハノンもやっちょります。

 

現在バイエルのどの辺りをウロついているのか?

46番、49番、50番、51番、53番、54番といったところです。ハノンは1番から6番までです。

46番はやっとメロディらしいものが出てきて、嬉しいです。アルベルティバスも登場ですしね。50番も流れるようなメロディが素敵です。51番は対位法の導入として扱っています。

 

「メロディらしいもの」・・・。ほぅ、スゴイじゃないか!ちゃんとメロディが弾けるのか?

当初は「ドラえもんの手」のように、指が丸まって鍵盤に乗らなかったこともありましたが、修行の成果は如実に現れ、今ではちゃんと指も開き、鍵盤に乗せられるようになりました(時々鍵盤の上から指がずり落ちることもありますが)。

後は10本の指を別々に動かせるようにするだけです。

 

先生にはちゃんと教えてもらっているのか?

はい、先生は凄く丁寧に教えてくださいます。

ピアノにアーティキュレーションがあるというのを知ったのもオドロキです。しかもこのアーティキュレーションのやつめ、上手にやると結構「見栄え」がするのに気がつきました。

フレーズの区切りで、最初は「ガバッ!」っと音がするぐらいに大袈裟に手を挙げていたのですが、最近では滑らかに、それこそ鍵盤から指が離れない程度に手の甲を少しだけ上げるようにしたところ・・・・

なんかすごく上手そうに見えるshine!!

ということを発見しました。

オイラのゴツゴツと節くれだった指も、このときばかりは白くほっそりとした天才ピアニストの指のように見えないこともないと断言できないことはなくもない、ような気がします。

曲が上手く弾けるということも大事なのでしょうが、それよりも「上手そうに見せる」ということの方が遥かに重要なのだということにも気がつきました。ヲヂサン・ピアノの要諦ともいえます。極意ともいえます。秘技ともいえます。

先日テレビの「N響アワー」でマルティン・ヘルムヒェンがベートーベンのピアノ協奏曲第4番を弾いているのを見た(聞いたのではない)のですが、特に第2楽章の時の顔が印象的でした。顔を上に突き出し、目は虚空をウツロにさまよい、眉根を寄せて「イヤイヤ」をするような切なげな表情・・・。

「これだ!」と思いましたflair

早速真似てみました。顔を上に突き出すと上体がそっくり返って、鍵盤に手が届きません。しかもその状態で楽譜を見ようとしても遠視のためオタマジャクシがはっきり見えません。ただ、その結果眉根を寄せて譜面を睨みつける格好にはなりますが、更にこれで「イヤイヤ」などしようものなら、譜面を読むどころではありません。

今日から首を振ってもちゃんと譜面が見えるように、動体視力の修行も新たに付け加えることにしました。

・・・本来の修行とはどんどん違った方向に進んでいるように思うが大丈夫か?

 

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2008年9月23日 (火)

ピアニストの休日

今日は秋分の日だな。

はい、久しぶりに快晴の休日を満喫しています。

 

なんだ、いつも休日のようなもんじゃないのか?

まぁ、ピアニストとしての立場から言うと、会社には休息に行っている、とも言えます。

会社ではオイラが実はピアニストだということは秘密にしているのですが、それでも会社に休息に行っている、という事実は見抜かれています。

 

で、休息もいいが、ピアノは弾いたのか?

はい、ぬかりはありません。

一応日課となっている「朝練」を1時間半ほどやり、今日は愛犬を連れて近くの公園まで来ています。

Kuri_2  毎日骨身を削って仕事をこなし、脂汗を流して家事をさばき、目やにを溜めてピアノを弾き、疲労困憊心神喪失意識朦朧となりながらやっと勝ち得た今日のこの休日です。そんなヲヂサンを祝福するかの如く、あざ笑うかの如く、この広い公園には見事に誰もいません。 

単に世間から嫌われ、避けられているだけだと思うが・・・。

 

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2008年9月15日 (月)

早くも挫折か・・・?

8月の投稿以来久しぶりだな。

ブログの使い方がよくわからず、記事投稿が進んでいません。

 

ピアノも駄目だが、ブログも駄目かい?

いえ、ピアノはそこそこやってます。でも、どうもヲヂサンにはこのブログっちゅーやつは駄目ですね。携帯の使い方もやっと覚えたばかりですから。

 

ピアノはどう「そこそこ」なんだ?

先日3回目のレッスンに行ってきました。

 

レッスンに通っているとは知らなかった。どうせ年齢が最高で、ものわかりが最低な生徒なんじゃないのか?

お弟子さんの中では最高齢だとのことです。幼稚園児も通っているそうですが、流石に彼女らに比べるとものわかりは多少良いかもしれないです。人生経験(挫折)だけは豊富ですから、へへへ・・・。

 

若い女性の先生なのか?まさかヨコシマな気持ちではないのだろうな?

は、はい。30歳前後の美しい先生です。しかし決してヨコシマな気持ちはありません。純粋に音楽の美しさを追求するのみです。勿論先生も美しいに越したことはありませんが。

 

ヲヂサンの生徒じゃー向こうも嫌がっているだろうな。

実はいくつかのピアノ教室(個人レッスン)を当たったのですが、「ヲヂサンはちょっと(キタナイので)・・・」とか「ヲヂサンはちょっと(クサイので)・・・」というところが結構ありました。やっぱりピアノ界でもヲヂサンは鼻つまみ者のようです。

 

そんなに邪険にされるのなら、やっぱりピアノはやめたらどうだ?

ピアノもブログも挫折しそうですが、もう少し続けてみます。でもブログよりは続きそうですが。

 

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2008年8月28日 (木)

50歳になったフツーのヲヂサンが、何をトチ狂ったのか、ピアノに初挑戦です。

無謀なことをする。

・・・はい、わかっています。かなり無謀ですな。

お前には無理だ。

・・・無理でしょうね、やっぱり。

無駄なことはやめろ!

・・・全くもっておっしゃるとおり。

無残な結果になるぞ。

・・・既に気分は無残なものですが。

無茶苦茶なやつだな。

・・・人生半ばを過ぎてもうヤケクソです。

世の中から無視されるぞ。

・・・世の無情を背に受け、「諸行無常、諸法無我」を合言葉に、まっすぐに日陰の道を歩んでいきます。

無慈悲な言葉もなんのその、ヲヂサンは密かに決心します。

「今にみておれ。よし、取り敢えずは『メリーさんの羊』を弾けるようにしよう! そして最終的にはベートーベンのピアノ協奏曲第5番『肯定』が目標だ」

ヲイヲイ、早くもミスタッチかぃ?

 

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