つぶやき

2009年4月20日 (月)

つぶやき・爪を切る

 

昨日思い切って爪を切った。

 

爪を切ったといっても、猫の爪catではない、鷹の爪chickでもない。ましてや妻の角(つの)であるわけがないsweat02

 

実に20数年ぶりに自分の右手の爪を切った。しかも俗に「深爪」と言われる程短く。20数年ぶりに切ったということは、じゃあ右手の爪は数メートルにも伸びていたのかというとそんなことはなく、いつもサンドペーパーで磨いていたのだ。

 

何故か?

 

これは余り知られてはいないが実はオイラはピアニストになる前はギタリストだったのだ。オイラ自身も昨日爪を切るまで、自分がギタリストだったとは知らなかった位、一部の人にしか知られていない事実だ。

 

ギタリストにとって右手の爪を切るということは、たとえて言うならば画家が絵筆を折るようなものであり、妻が権力の座を降りて自分で洗濯物をたたむようなものである(画家が絵筆を折ることはあっても、妻が洗濯物をたたむことは絶対にあり得ない)。

 

中学生の時から昨日まで永遠の「天才的永久初心者ギタリスト」として家の中で大評判(=耳障りだ、引きつけを起こす、下痢になる、便秘する、洗濯物が片付かない)だったのだが、ついにギタリストとして正式にデビューする前に廃業することにした。それに代わりヲヂサン·ピアニストとして華々しくデビューすることにしたのだ。但しデビューはブログだけで済ませておこうと思っているのだが。

 

右手の爪を切ったのはつまりこういうことだ。

 

ギタリストとしての名声を捨て、夥しい慰留と哀訴(怨嗟?)の声に耳を塞ぎ、我が退路を自ら断ち、背水の陣を布き、不退転の決意をもってピアニストとしての地位をゆるぎないものにする。その偉大なる決意と崇高なる目標を、ただ「爪を切る」という行為に凝縮せしめたヲヂサン50年の人間の深さを感じさせ、ひいては日本人の持つ「侘び」「寂び」の世界にまで通じるものがあると言ってもよいであろう。

 

 

妻は洗い物や洗濯物たたみの邪魔にならないように爪を短くしたと思っているようだ。なる程こちらの方が実用的で大変結構だわいと、今洗濯物をたたみながらあらためて気がついた。

 

 

 

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2009年4月 8日 (水)

つぶやき・仕事

3月に会社の同僚が退職した。

これで2名欠員となってしまい、すぐに補充要員を募集したのだが、なかなか応募がない。

それに追い討ちをかけるように、仕事が増えてきている(勿論仕事がないよりはずっといいことなのだが)。

そのため一人当りの仕事の負荷が殆ど2倍近くまでになってきており、オイラも連日残業の嵐。

しかしここに来てバイエル卒業が目前となっており、睡眠時間を削ってピアノの練習も続けている。先生から「ツェルニー(100番)とブルグミュラー(25の練習曲)を買っておいてねnote」というご指示も出ており、いよいよピアノに熱が入る。

 

 

こりゃブログどころじゃないsweat01

 

 

ということでブログ更新が少し遅れているのです・・・。

 

 

 

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2009年1月11日 (日)

つぶやき・分を知れ

1月9日は2009年の初稽古でした。

 

とても悲惨でした・・・・・down

 

バッハのメヌエット·ト長調(⇒「バッハではない」ということだが、この際面倒だから敢えて「バッハの」と言わせてもらう)を実にトータルで500回近くも弾き込み、レッスン前日にはまずノーミスで弾けていたので、「これはいける!」と思ったのにぃ・・・。

 

先生の前では縮み上がり、緊張し、力み・・・散々な、ボロボロの出来栄えでした。普段のレッスンの時よりもひどかった位です。

 

弾き終わった後で思わず

「なんということだ・・・orz」

と言ったきりで、頭を抱え暫くボーゼンとしてしまったオイラ。 

そんなオイラの様子を見た先生が

 

「あ、ああ・・・sweat01 た、大変よく出来ていますねsweat02 すごいじゃないですか~down」 

 

先生の必死の慰めのお言葉もむなしく、最後の「すごいじゃないですか~down」の「down」でオイラの「スゴさ」を隠し様もなく露呈しており、なまじ少しばかり自信があっただけに、この落ち込みは尋常ではなかったです。 

「ノーミスを目指して」と意気揚々と書いた自分のブログが恨めしいです。とても恥ずかしいです。削除しちゃいたいくらいです。

自分の実力を正しく評価できることも、即ち「実力」のうちなのでしょう。分を知るべきでした。ノーミスなぞ10年早いことでした。

 

ということで、深く反省の意を表するため、今回をもってこのブログを閉鎖し、ピアノは売り飛ばすことにしました。皆様、短い間でしたが色々とお世話になりました。

 

 

    

 

 

 

・・・と思ったが、50歳を過ぎたヲヂサンは結構しぶといもんです。恥もいっぱいかいてきていますしね。これしきのことじゃー、負けるもんか!

 

とは言えども本当に悔しかったので、もっといっぱい修行することにします。「もっとピアノが上手くなりたい!」と心底思います。仕事やっている暇なんか、あるもんかいpunch!!

 

 

新年早々、良い経験をしました。

 

 

 

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2008年12月28日 (日)

つぶやき・レンタルスタジオ

先日沖縄に出張に行った際、ホテルの近くにレンタルスタジオがあったので、そこで1時間ばかり練習してきた。出張中はピアノの練習ができないので、こいぬさんのブログにヒントを得て、実行したというわけだ。

同僚との食事を断り、あらかじめ電話で予約しておいたスタジオに向かう。

 

・・・んsign02

 

指定された場所はアパートの一室。一見普通の住宅のようだ。ドアには表札が掛かっており、しかもドアの前には植木鉢とゴミ箱がさん然と整然と、いや雑然と並べられている。

 

大丈夫かsweat02

 

意を決してドアを開ける。靴脱ぎがあり、いかにも一般家庭の趣味の悪い玄関といった感じだ。これが沖縄式レンタルスタジオか?

いや待て。オイラにとってレンタルスタジオは初めての経験。もしやこれが全国共通のスタイルなのかもしれない。

「すみませ~ん」と奥に声をかける。レンタルスタジオに来たというよりも新聞の勧誘に来た感じだ。すぐに口に食べ物を入れたままのオジサンが登場。

 

「モグモグ・・・、あの、ドアホン、鳴らして頂けましたか?」

「は?eye

「ドアホンです、ドアホン・・・モグモグ。ゴックン!」

 

・・・・・・

 

しばし沈黙が続く。

東京のヲヂサンと沖縄のオジサンが見つめ合うが、愛が芽生えることはない。

「それじゃー早速スタジオに行きましょう」

やはりここは一般家庭だったようで少し安心した。レンタルスタジオはこのアパートの上にあり、ここは管理人の自宅だったのである。

 

Rentalstudio2重扉を開けてスタジオに入る。この広いスタジオが1時間オイラの貸切かと思うと、思わず緊張が走る。アップライトピアノに近づき、厳かに腰を下ろす。気分は既に稀代の不世出の幻のピアニストだ。

 

本日の演目は・・・「バイエル第74番」down

 

以外に大きな生ピアノの音にビックリし、思わず周りを見回すeye

 

まずい、まずいぞsweat01

 

オイラのこのヘタクソな演奏に、この部屋は大き過ぎる。立派過ぎる。そしてピアノが響き過ぎる。誰も聞いていないだろうな、と再度周囲を確認し、恐る恐る鍵盤を叩く。むむ、こういう事態になるのだったら、事前に都内のレンタルスタジオにでも行って練習しておくべきだったなと激しく後悔する。

 

誰も立ち聞きしていないのを確認し、また鍵盤を叩く。誰かの視線を感じた気がして後ろを振り向く。演奏を中断し、出入り口のドアを確認する。「ひょっとしてピアノの中に誰かがいるのでは?」という疑惑が沸き起こり、ピアノを仔細に点検する。ピアノに異常がないことを確認し、再び鍵盤を叩く。ダメだ。情けないほど下手過ぎるshock

本当に誰も聞いてないのか?もしやどこかに隠しカメラと隠しマイクがあって、さっきの管理人が食事をしながらオイラの様子を観察しているのではないか。家族団欒のひととき、このオイラをみんなで笑いものにしているのでは、という疑念が激しく沸き起こる。

 

おにょれ~、家族団欒の慰みものにされてたまるかpunch

 

隠しカメラを探しているうちに30分が経過していることに気がつく。これではピアノを弾きにきたのか、探し物に来たのか、はたまた笑われにきたのかわからないではないか。

気を取り直し、周囲に注意を払いつつ、再び鍵盤に向かう。

 

本日の演目は・・・「バイエル第74番」down

 

待てpaper

 

まだ指慣らしをしてないではないか。それになんだかいやに肩が凝っている。レンタルスタジオと生ピアノは想像以上にストレスを強いるものだと気がつく。

一度立ち上がり、深呼吸をする。肩をグルグル回し、ひざの屈伸運動の後、上体を前後に倒す(前後屈)。その弾みで、胸ポケットに入れておいたケータイを落としてしまう。

 

購入後8ヶ月、まだ一回も落としてないのにぃ・・・sweat02

 

急いでケータイを拾い、傷がついてないか仔細にチェックする。ふと時計を見ると残り15分になっていることに気がつき、慌てて鍵盤に向かう。

 

15分後。

 

「時間です。お疲れ様でした」と先ほどのオジサンが登場。オジサンに料金を払いスタジオを出る。

「家族で十分楽しませてもらいましたよsmile またどうぞ~heart」と言われているような気がしてならない。

 

ぐったり疲れた体を引きずり、コンビニで夕食を買い込み、ホテルに向かった。

 

 

 

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2008年10月27日 (月)

つぶやき・出張

今日はこれから岩国まで出張だ。お昼を少し回ったところだが、向こうに着いた時にはもういい時間になっているので、今日の仕事はこれでお仕舞いとする。

Shuccho 新幹線に乗り込むや早速ヲヂサンの必需品たるビールとつまみを買い込んだ。東京から広島まで4時間。そこから在来線に乗り換えて約1時間で岩国駅に到着予定。ビールをプシュッと開けてひとりで乾杯beer ウシシ、まだみんな働いている時間に飲むビールの旨いことsmile

枯れ葉舞い散る(この時期では枯れ葉はまだ早いだろ)名も知れぬ駅(岩国駅だよ)に降り立つ苦味る男(ただのショボいヲヂサン)は、コートの襟を立て(気温が25度もあるのにコートかい?)、孤独の哀愁(会社で仲間外れにされてるだけ)を背中に湛(たた)え、あてもなく(事前にホテルの予約がしてある)佇(たたず)むのであるnight

などとモーソーしてみる。

一泊二日の出張であるが、丸々2日間も鍵盤に触れないのは不安があるので、トレーニングボード(トレーニングパンツではない)を持ち込んだ。ビールとつまみの間にある、半円状にボッチの付いたものがそれである。このボッチを頭に乗せてゴシゴシとやることで血行を促進し、指の動きが良くなり、同時にハゲ防止にも役立つのだ。しかし新幹線の中でそんなことをやると目立つことこの上ないので、仕方ないので指先でボッチをコシコシする作業を繰り返す。

隣の席はやはりサラリーマンだ。ヲヂサンというにはまだだいぶ若い。転寝(うたたね)をしているので、揺り起こしてビールの相手をさせよう、と思ったがそんなことをしたら殴られそうなのでやめた。ビールを殴っても泡が飛び散って周りの乗客に迷惑なだけだ。

こんなこと書いていると我が新幹線は静岡を定刻で通過。「旅ゆけばァー駿河の国にィ茶の香りィーnote」などと唸っているうちに眠くなってきた。

おやすみなさい・・・sleepy 

 

 

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